AGA治療を 始める時の注意点

健康

30代のころから薄毛が気になり、
皮膚科にいくたびに『AGA』と書かれているポスターが気になっていました。

昨年の秋頃になって
オンラインの『AGA治療』があることを知り、
利用するべきか自分なりに『AGA治療』について調べました。

AGA治療の主な お薬

『AGA治療』に使われる薬には大きく分けて3つ。
・ 髪の毛のサイクルを正常に戻す薬(フィナステリド、デュタステリド)
・ 発毛を促進する薬(ミノキシジル)
・ 髪の毛に栄養を与える薬(ビタミン・ミネラル・アミノ酸)

発毛を促進する薬『ミノキシジル』は
もともと『高血圧を抑える』の薬で、血管を拡張させるお薬です。

副作用として、体毛が増えることから、『発毛促進剤』として利用されるようになりました。

市販の『スカルプD』や『リアップ』などの主成分です。

市販の発毛剤だけでは発毛しにくい理由

発毛を促進する『ミノキシジル』だけで、
発毛する人もいるのでしょうが、
うまく発毛しない人の原因は『髪の毛のサイクルの乱れ』です。

髪の毛は通常2年〜6年ほどの周期で生え変わります。
生え始めてから『毛根』が育ち、
抜けにくくなり、数年しっかりと生えてくれるのですが、

これが『ストレス』により『毛根』が育ち切る前に抜けるようになります。

これが『AGA』です。

『ミノキシジル』は頭皮の血管を拡張し、
血行を良くすることで発毛を促進させています。

『ミノキシジル』だけの使用は、
『毛根』が育たない状態で『血行』だけを良くしていることになります。

ストレスで毛根が育たない

『毛根が育たない』=『髪の毛のサイクルが乱れている』

男性ホルモン『テストステロン』は
『やる気』や『性欲の衰え』と直結しており、
『ストレス』を感じると『テストステロン』の量は減少します。

減少した『テストステロン』を補強するために、
『テストステロン』と『5αリダクターゼという酵素』から
さらに強力な男性ホルモン『ジヒドロテストステロン』が作られます。

この『ジヒドロテストステロン』が『毛根が育たない状態』にします。

ジヒドロテストステロンを作らせない薬

この『ジヒドロテストステロン』を作らせない薬が、
『フィナステリド』や『デュタステリド』になります。

この2つの薬は『5αリダクターゼ』を阻害する薬で、
『テストステロン』がら『ジヒドロテストステロン』を作らせないようにします。

これのおかげで、
毛根が育つ前に抜けることが無くなり、
髪の毛のサイクルを正常に戻すことができます。

『フィナステリド』や『デュタステリド』の副作用

『フィナステリド』や『デュタステリド』のおけげで、
髪の毛のサイクルは戻り始めるのですが、

強力な男性ホルモン『ジヒドロテストステロン』が作れなくなるので、

『性欲の減退』『ED』になる可能性や、
『鬱症状や気分の変化』に影響することがあります。

AGA治療薬の個人輸入や市販について

まず、『ミノキシジル』は『血管拡張剤』なので、
自分に合った適量をこして内服した場合、
動悸や息切れが起こるかもしれないので、

定期的な『心電図』での検査が必要になってきます。


『フィナステリド』や『デュタステリド』は、副作用があります。

同時に、『AGA』には『Ⅰ型』と『Ⅱ型』に2種類あり、
自分の『型』にあった治療薬
(フィナステリド または デュタステリドのどちらか)でないと治りません。

自分のAGAの『型』はわかりにくく、専門の医師に診断してもらうのが良さそうです。

このことを理解したうえで、
『個人輸入』や『市販の薬』を使用するのは良いかと思いますが、

個人的には『皮膚科』や『AGAクリニック』の利用をおすすめします。

今は『AGA の オンライン診療』もできるので、うまく使うと良いと思います。

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